龍舞崎目次
- 龍舞崎について
- 龍舞崎の由来
- 龍舞崎で起こる心霊現象
- 龍舞崎乙姫
- 龍舞崎で釣り
- 龍舞崎へアクセス
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- instagramで情報を見る
- Googleで口コミを確認
- Twitterで情報を見る
龍舞崎について
「あぁ、、松島」や炭火焼き牛タンなどの歴史やグルメの魅力がたくさんの宮城県ですが、今回は人気の観光地の中でも、自然のエネルギーをモロに感じる事ができるオススメの場所をご紹介したいと思います。
『龍舞崎』は宮城県気仙沼大島の最南端にある宮城県を代表する景勝地です。
気仙沼大島は面積8.5平方キロメートルの島で、約3000人が暮らす(2012年時点)豊かで壮大な自然と離島ならではの青く美しい海から成る島となっています。
本島から気仙沼大島大橋を渡って、車を走らせる事約15分で島の最南端にある龍舞崎に到着です。
駐車場を降りて荒々しく生えたクロマツの中に整備された「あじさいロード」とよばれる遊歩道を進めば、岬の先端にある龍舞崎灯台にたどり着きます。
そこから一望できる太平洋は圧巻の眺め…断崖の上から視界を遮るものは何一つなく、地球が球体である事さえも感じられる水平線を目にする事が可能です。
私が訪れた際は1月頃で、冬の時期ならではの位置が低い太陽、コバルトブルーの大海原、済んだ空気…クロマツに囲まれている事もあり、日本の自然の美しさを実感する深く印象に残る絶景でした。
また、岬の眺めからは岩礁が確認でき、岩礁や断崖に打ち寄せる太平洋の荒波が龍舞崎の最大の見どころのとなっています。
また、気仙沼大島といえばNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台になった場所としても有名ではないでしょうか。ヒロインが育った気仙沼市亀島のモデルが大島とされています。
気象予報士を目指し上京しするヒロインは、巨大な台風が故郷を襲い、故郷への貢献のために知識やアイデアを駆使しながら邁進する…とゆう様なストーリーになっています。
作中で映し出される絶景や美しい風景を一眼見ようと、聖地巡礼として大島を訪れる方も多いそうですね。
また、2019年の気仙沼大島大橋が開設され、龍舞崎までのアクセスが容易なったことや、橋からの絶景も見どころの一つとなっています。
2011年の東日本大震災の影響で本島と大島とを繋ぐフェリーが流され、島の住人は約2週間にわたり孤立を余儀無くされましたが、約5年の架橋工事を経て宮城県は復興のシンボルとして「鶴亀大橋」の愛称で開通されました。
台風や地震などの自然災害に対して、緊急の輸送路としての役割を大いに果たし、100年をも超える十分な強度を持つ橋だそうです。
車で橋を渡って潮風を感じながら大海原を一望するのも最高ですが、気仙沼湾を運行する観光観覧船に乗るのもオススメです!
蒸気船のようなクラシカルなデザインになっており、お子様テンションが上がること間違いなしですね。
大島 浦の浜の船着場を出発し大島大橋の下を潜って、北端の海域でUターンする所要時間50分のコースとなっています。
ぜひ大島龍舞崎に足を運んで雄大な自然を感じ、復興が進み更に魅力あふれる宮城県を堪能してはいかがでしょうか。
龍舞崎の由来
日本の風流を感じられる観光地の名称がインパク大の「龍舞崎」の由来について、調べてみました。
岬の先端から一望できる太平洋の荒波が、岩礁や断崖に激しく打ち寄せ、荒々しく舞い上がる様子が龍のように見える事から「龍舞崎」と呼ばれるようになったそうです。
岸壁に波が打ち寄せる景勝地は日本各地に数多くあると思いますが、潮の満ち引きや天候で大きく変動する波が、点々と浮かぶ岩礁により更に不規則な動きをするようにみられる場所は、ここ龍舞崎だけではないでしょうか。
また、龍舞崎周辺は立派なクロマツの群生が見られ、より一層日本の美しい風景へと感じさせてくれるものとなっています。
クロマツの葉が青々と茂る季節に訪れて欲しいものですが、葉が落ちた寒い季節のクロマツは細いながらも天へと向けて力強く伸びています。
2011年にここ龍舞崎も東日本大震災に襲われ、大津波は美しい自然もろとも岬を飲み込んでいきました。
大津波の被害に遭いながらも耐え凌いだクロマツは、より一層力強い物にみえ、これもまた天高く駆け上る龍のように感じられるのではないでしょうか。
また、津波に襲われた後、木の枝が龍の姿をしている事で一時話題になった場所もあります。三陸復興国立公園の最南端に岩井崎とゆう場所があります。
長い年月により石灰岩が地質となり、波が打ち寄せる度に潮を吹き上げる事で有名です。その大きな吹き上げる潮はとてもダイナミックで訪れる観光客を魅了しています。この岩井崎の先端に龍の形をした松があります。
津波の被害を大きく受けたものの、一部の幹や枝が残り、高さ約2.5m 幹周り約1.7mの大きく湾曲した幹と枝がまるで龍が天に昇るように見えることから「龍の松」と名付けられています。
震災後時は流れ、龍の松に傷みが見られ枯死状態となったそうですが、復興のシンボルの一つとして補修が施され平成28年に今の場所に設置されました。
夕焼けに映える龍の松の影はとても幻想的で、大自然のパワーを感じられる事間違いなしです。
龍舞崎で起こる心霊現象
大自然に囲まれた気仙沼大島。その絶景を一望する事ができる龍舞崎や本島と島をつなぐ気仙沼大島大橋がありますが、時間帯によっては人気の少ない高所には心霊現象や怖い話は付き物ではないでしょうか。
観光を終え帰宅後、撮った写真を見返していたところ、一枚の写真に岸壁から身を投げ出す長髪の女性が写っていたそうです。
怖くなった写真の持ち主は、遊んだ友達に写真を送りますが、誰一人として人が飛び降りた音などには気づかずかなかったそう。
この場所では、数年前に東日本大震災の影響で大切な人を失い生きる希望を失った女性が飛び降り自殺を図ったとゆう話があります。
荒れ狂う波が自然のエネルギーを感じさせてくれる龍舞崎ですが、不謹慎にも飛び降りた女性は「この波の激しさなら生き延びることはない、大切な人に会える」と思い身を投げ出したのでしょうか…
他にもここから車を走らせて10分の亀山のトイレには下半身がちぎれた血だらけの女がでるとも…ここ大島では肝試しをスリルがあって楽しいかもしれませんが、訪れる際は自己責任でお願いします。
龍舞崎乙姫
岬からの圧巻の風景が醍醐味の大島龍舞崎ですが、ぜひ足を運んで欲しい場所が『乙姫窟(おとひめいわや)』です。龍舞崎先端に向かうクロマツに囲まれた遊歩道を歩き、途中にある階段を降りると乙姫窟が見えてきます。
巨大な岩に人一人が通れるくらいの隙間が空いており、吹き抜ける洞窟状になっています。
その隙間からは岬の向こう側が見え、薄暗い空間に差し込む光はとても神秘的で、異世界にも繋がっているかのよう…砂浜に寄せては返す優しい波の音に心奪われる事間違いなしです。また、この場所は神秘的な情景から昔話の舞台になっている事でも有名です。
「昔々、この地で日々の漁に励む男が、小舟で流れ着いた美しい姫と恋に落ち、この洞窟で仲睦まじく幸せに暮らしたとさ。」他にも、あの浦島太郎と乙姫様が出会った浦島太郎伝説の舞台としても言い伝えられています。
そんな小噺も耳に挟んだ後に乙姫窟を訪れれば、神秘的な風景からロマンチックでファンタジーな場所に感じられるのではないでしょうか。
また、東日本大地震後に倒木などの影響で閉鎖された期間もありましたが、現在は復旧し安全に観光が可能です。
日本ならではの自然の美しさ溢れる「乙姫窟」をぜひ訪れてみてください!
龍舞崎で釣り
豊かな自然に囲まれ壮大な景色を見せてくれる大島「龍舞崎」ですが、忘れてはならないのが『釣り』ではないでしょうか!
本島からアクセスしやすく、恵まれた自然から種類の豊富な魚が釣れる大人気のフィッシングスポットになっています。
また、2019年4月7日に気仙沼と大島を結ぶ気仙沼大島大橋が開通された事で、よりいっそう釣り人が訪れる人気スポットになったそうです。気仙沼大島は釣り界隈では「ロックフィッシングの聖地」で有名です。
ロックフィッシングとはハタ・カサゴ・メバルなど、海藻やテトラポットの隙間を住処とした根魚をターゲットとした釣りで、釣り上げる難易度も高くなく、なんと言っても食べて美味しいと言った理由から人気の釣りとなっています。
大島湾内の堤防から狙え、特に釣りあげてもらいたい魚が「アイナメ」ですね!季節は真夏の海水温度が高い時期を除いて、ほぼ1年中狙う事が可能です。煮付けや味噌汁にすると絶品の高級魚となっています。
また、初心者にぜひオススメしたのが、メバル釣りです。ほぼ1年中釣れる魚で、日中でも岩やテトラポットの影を狙えば、簡単に釣る事ができます。
特に5〜6月は脂乗りも良く、美味しくなる時期なので唐揚げにして自分が釣った魚を食べれば、大島での釣りの楽しさ・自然の恵みを実感できるのではないでしょうか!
龍舞崎へアクセス
龍舞崎までのアクセス方法をいくつかご紹介していきたいと思います!
【車】
やはり一番オススメなのが車でのアクセスですね!
本島と大島を結ぶ気仙沼大島大橋が開設され、より龍舞崎までのアクセスが容易になりました。
仙台方面-三陸自動車道浦島ICから約14分
岩手方面-三陸自動車道気仙沼鹿折ICから約16分となっています。
平成31年に開通された気仙沼大島大橋ですが「鶴亀大橋」とも呼ばれ、全国でも珍しいアーチ橋です。
全長297mにも及び、美しい造形美にも圧倒され復興へ力を注いだ日本の技術を実感できのではないでしょうか。
車の窓を開けて、潮風に当たりながら大島瀬戸を眺めれば目的地までの移動も観光の醍醐味の一つになること間違いなしですね!
【バス】
また、展望台から絶景を堪能できる亀山なども見どころがあり、往復のシャトルバスが運行してる事もあるそうです。
離島なので交通の弁に困りそうなイメージがありますが、橋の開通により車・バスでの移動ができるのはとてもうれしいところですね!